新入社員研修で変身させるためのカリキュラム

学ぶ姿勢を教えなければなりません

学生時代は学んで、その成果に対して試験を行います。社会人になると、学生のように「試験」があるわけではありません。そのために、会社が実施する研修とはどのような意味を持っているのかを教えなければならないのです。最も重要なことは「学ぶ姿勢」についてです。講義で教えることは、本人が解釈して知ることではありません。学生時代は10を教えて、5を知れば卒業できたのです。この学ぶ姿勢を撤廃させることが大切な研修になります。

忍耐が必要であることを体で教えるには

仕事は楽しいことよりも、辛いことのほうが多いものです。辛いからと言って、すぐに止めてしまったり辞表を出してしまうのでは社会人として通用しません。「忍耐」が必要であるということを、参加する受講者は全員知ってはいるのですが、実際に経験をしたのかといえば無いに等しいのです。これを体で分からせるカリキュラムが組まれているのです。例えば、5時起床で早朝マラソンで10キロを走らせるとか、夜間歩行で真っ暗闇の森林を走らせるなどがあるのです。

命令とはどういうことなのかを体験させるには

組織は命令と報告で日常の業務が遂行されていきます。この「命令」という意味を体で教える必要があります。学生時代には、第三者から命令されても都合があったり、嫌な事であれば無視したり断れば良かったのです。それで人間関係が絶たれてしまっても問題はないと割り切ることができました。ところが、会社はそうはいきません。これをどのように研修で教えるかは講師の力量と腕にかかります。「命令」とは、例えば指名した人に「好きな歌を大きな声で歌いなさい」と、本人の意向を無視して実施させることもあるのです。

新入社員は、社員研修で社会人としてのイロハをきちんと身につけておけば、今後のビジネスに大きく活きてきます。